7月から10月は、台風被害や水害の多い季節です
近年は異常気象が続くことにより、大型台風のみならず、「集中豪雨による河川氾濫や洪水」・「豪雨に伴う土砂災害」などの自然災害が、各地へ甚大な被害をもたらしています。
近年の水害は、台風や梅雨前線によるもので、7月~10月に集中しています。
平成29年 |
7月 |
九州北部豪雨 |
9月 |
台風18号(全国的に浸水被害) |
平成30年 |
6月 |
平成30年7月豪雨(西日本を中心に建物損壊、浸水被害) |
9月 |
台風21号、台風24号(西日本から北日本にかけて建物損壊、浸水被害) |
令和元年 |
8月 |
前線による記録的な大雨(九州北部地方で建物損壊、浸水被害) |
9月 |
台風15号(千葉県を中心に建物損壊) |
10月 |
台風19号(東日本を中心に建物損壊、浸水被害) |
令和2年 |
7月 |
令和2年7月豪雨(九州で記録的な大雨 河川の氾濫が相次ぎ、建物損壊、浸水被害) |
9月 |
台風10号(南西諸島・九州を中心に建物損壊) |
令和3年 |
7月 |
梅雨前線が停滞し、静岡県で土石流が発生 |
8月 |
九州北部、中国地方で線状降水帯が発生(各地で浸水被害) |
《参考》気象庁HP 災害をもたらした気象事例
台風や集中豪雨は、発生前の対策が重要です!
本年も各地で台風被害・集中豪雨が多発し、河川の氾濫や土砂災害等の甚大な被害をもたらしました。
災害を未然に防ぐため、被害を最小限に抑えるためにも、日頃の防災・減災対策が必要です。
台風が
来る前に |
・窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、雨が吹き込みそうな隙間は補強する。
※火災保険では、雨の吹き込み・浸み込みは補償対象外となります!
・屋外の風で飛ばされそうな物は固定するか、室内へ格納する。
・側溝や雨樋の排水状況を確認し、水はけをよくしておく。
・避難場所・避難経路の確認とあわせて、非常用の備蓄を確認する。
・裏手に山がある場合は土砂流入を防ぐため土のう等の確認をしておく。
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台風が
来たら |
・できる限り外出は控え、ラジオやテレビで台風情報の確認をする。
・避難の際は、火元を必ず確認し、ブレーカーを切る。
・増水している田畑や河川の見回りは絶対にしない。 |
《参考》気象庁HPより
災害はいつ発生するか分かりません。
万一の災害時にご寺院が避難所となった場合、防災知識・備蓄があると安心です。
今一度、お手元の「防災・減災の手引き」や「備災ガイドブック」等で、防災状況をご確認ください。
また、ご寺院の防災・減災対策とあわせて、ご加入中の「火災保険」の自然災害に対する補償内容をご確認いただくことをおすすめいたします。
万一の折には自然災害を幅広く補償できる『寺院災害保険』が大切なご寺院の復興をお支えする一助となります。